SSブログ
TOP
※最新記事は一つ下にあります

近作
2022年11月19日 new!

2021年8月27日

2020年5月3日

2019年1月12日 合作参加(ラストの Thank you! 担当)

2017年6月18日

Intensity Pro 4K を使用した プラチナスターズ と OFA と デレステ のドットバイドットキャプチャ [PC環境]


一つ前の記事の続きです。キャプチャ環境についてはこちらも合わせてごらんください。
準備をはじめます (3) Intensity Pro 4K 動作報告

プラチナスターズの記事を全然上げていませんが、やってます。

あまり速く進めることはできていませんが、千早にエクストリームライブを成功させてエンドロールを見る程度までは進んでいます。
感想を書くか悩みどころですが、それは置いといて、まずは無難に (?) 技術的な話を。

PS4&プラチナスターズの対策としてIntensity Pro 4K を購入しましたが、せっかくのフルHDキャプチャ可能なキャプチャボードなので、設定切り替えで以下のキャプチャを出来るようにしました。

 プラチナスターズ (PS4) → 1080p 59.94fps
 ワンフォーオール (PS3) → 720p 59.94fps
 デレステ (Android MHL出力) → 1080p 60fps (ドットバイドット※)

  ※デレステはAndroid側を一工夫してやらないと720pを1080pに引き伸ばした映像が出力されます

まず、PS4をIntensity Pro 4K でキャプチャするだけでも一苦労なので、その件については一つ前の記事参照です(私もたまたまできただけなのかもしれません)。

環境あれこれ
 ・Intensity Pro 4K (Driver/Utility : Desktop Video Utility Ver. 10.7.1)
 ・アマレコTV4 ver 4.01 (AMVコーデック購入)
   ※ver3.5+AMVコーデック購入なしの組み合わせでもWindows7でAeroを使うでもない限り問題なし
 ・Windows 7 pro 64bit, Aeroあり (2019/06修正) Windows 10 pro 64bit
 ・Intel core i7 2600k, ASROCK Z77 Extreme3

設定メモ
 ※Blackmagic Desktop Video UtilityとアマレコTVとUt video codecがそれなりに使える前提です。
 ※下記それぞれ手動設定が必要。アマレコTVはプリセットに設定すると良いでしょう。
 ※デレステ1080pドットバイドットはPCがADB(Android Debug Bridge)を使えるようになっていることが前提なので、
  少しハードル高いです。
 ※(追記8/14) Intensity Pro 4Kは一部のキャプボのようにHDCPを解除できる怪しい機能は備えてませんので、
  例えばPS4では 設定>システム>HDCPを有効にする をオフにする(プラチナスターズはオフでプレイできます)
  等、別途対策が必要です。


■PS4(プラチナスターズ)

 ・ PS4本体
  設定>サウンドとスクリーン>映像出力設定>解像度 : 1080p

 ・Desktop Video Utility
  Video Output>Output Forrmat : 1080p 59.94

 ・アマレコTV
  ビデオキャプチャデバイス : Blackmagic WDM Capture
  フォーマット : w=1920, h= 1080, fps=59.94, fcc=RGB , bit=32
  録画設定>ビデオ圧縮 : UtVideo YUV422 BT.709 VCM(HDDの速度と容量が許せば UtVideo RGB VCM の方が情報の欠落が無くて良いです)

 ・スクリーンショット
IntensityPro4K_PS.jpg



■PS3(ワンフォーオール)

 ・PS3本体
  設定>ディスプレイ設定>映像出力設定 : HDMI>カスタム>720p (1080i, 1080pのチェックを外す)

 ・Desktop Video Utility
  Video Output>Output Forrmat : 720p 59.94

 ・アマレコTV
  ビデオキャプチャデバイス : Blackmagic WDM Capture
  フォーマット : w=1280, h= 720, fps=59.94, fcc=RGB , bit=32
  録画設定>ビデオ圧縮 : UtVideo YUV422 BT.709 VCM (画質優先ならUtVideo RGB VCMで)

 ・スクリーンショット
IntensityPro4K_OFA.jpg



■Android (デレステ)上級者向け1080pドットバイドットキャプチャ
 これがこの記事で最も需要があるのかもしれません。
 そのままだと720pをアップスケールした1080p出力になって、それでも録れるのですが、ここでは
 Androidをちょっぴり騙して1080pを出力させます。
 スマホが1080pで60fpsをコマ落ちなく出力できるかは機種によるけど中々難しいみたい(熱ダレもするし)

 ※端末がMHL出力に対応していることと、Micro USB/MHL変換アダプタが必要です。
  対応については調べて下さい。最新機種でも非対応だったりします(あんまり需要がないのか)。
 ※Android SDKをインストールしてADBを使えることが前提です。参考サイトはこちら。
  Java(JDK)とAndroid SDKを導入してADBコマンドを使えるようにする - AndMem   http://andmem.blogspot.jp/2014/04/installjdkandroidsdkadb.html
 ※Android側のフルHDドットバイドット設定についてはこちらを参考にしました。感謝!
  【デレステ】MVをドットバイドットで表示する方法 - shumanの日記
  http://shuman.blog.jp/archives/5095755.html


 ・Androidの設定
  1. PCとMicro USBで接続
  2. PCのコマンドプロンプトを起動
  3. adb shell wm size 1200x1200
   ※機種によって適切な数値は違うかも(Xperia Z3やZ3 compactはこれでOKなはず 追記: Xperia Z5 compactもこれで大丈夫でした)
  4. ここでデレステを起動
  5. adb shell wm size reset (AndroidがフルHD機の場合)
   adb shell wm size 1080x1920 (Androidが非フルHD機の場合※1920x1080でなく逆にする
  6. PCとのMicro USB接続を外して、Intensity Pro 4KとMHL接続
  7. 非フルHD機の場合, 元に戻すにはPCと繋いで adb shell wm size reset する

(修正)2017年6月のアップデートで(出来事で言うとリッチ3Dが搭載された頃に)上記の方法は使えなくなりました。しかし現在では単に LIVE設定>オプション>解像度設定>高画質 とすることで、1080pになります。

(2019年6月追記:ここから)
■ デレステxAndroid
イマドキのAndroidスマホは16:9ではなく18:9や18.5:9、果ては21:9 (Xperia 1)まであり、そのままHDMI出力すると上下黒帯になり、スマホが内部で持っている縦1080ドットを活かせません。
ですので、adb を PCで使えるようにした上で、
adb shell wm size 1080x1920
として、スマホの画面を強制的に16:9にしてからデレステを起動すると、HDMI出力先もドットバイドットの1920x1080にするとよいです。

■ ミリシタxAndroid
ミリシタは縦が720ドットまでしかなく、それ以上はアップスケールで広げているようです。その一方、横については果てしなく広げることができるという面白い仕様です。
ですので、おすすめは以下のコマンドを送ってからミリシタを起動。
adb shell wm size 720x1920
するとHDMI出力は1920x1080ですが上下黒帯横になり、1920x720の部分がドットバイドットになります。
よくニコ動でもこのタイプの丸上げ動画をよく見かけますし、Unite!&Ignite!のThank You!の素材もこの設定です。

■ そもそもHDMI出力できるAndroidは何
一昔前はMHLという規格でmicro USB端子からHDMIに変換して出力できるスマホが多く、当時はXperia Z3 や Z5シリーズを使っていました。

しかし今となっては性能的に厳しいので、イマドキのスマホ…と思うところですが、micro USBと共にMHLは絶滅しており、USB Type-CからHDMI(Display port)にする新規格をサポートしているスマホが必要になります。
2018年時点ではそれが Galaxy や Huawei のハイエンド機ぐらいしかなかったので、キャプチャだけのためにGalaxy S8のジャンク(画面割れてるけどHDMIは使える)を格安で手に入れたりしてしのいでました。

で、2019年。やっと Xperia 1あたりから国産AndroidでもHDMI出力が復活するようなので、次はその辺りの機種を狙おうと思います。

2019.6: Xperia 1を購入しました。この記事の通りの設定でフルHDもドットバイドットもいけますし現時点で最強のCPU/GPUなので色々余裕です

2021.5: Xperia 5Ⅱ (Snapdragon 865搭載機) を購入しました。普段遣いでの取り回しを優先して若干ひよりました(笑)。
キャプチャ中は発熱対策として空冷していますので、キャプチャだけ考えたら、速いけど発熱も凄いと噂されていた Snapdragon 888 搭載機(Xperia 1Ⅲ や Galaxy21シリーズ )も大いにアリではありました。
設定は引き続きこの記事の設定通りでできてます。

----
※上記読んでうっすらと分かる通り「端末課金」が最も大事です(汗)


以下 intensity pro 4K とアマレコの設定は変わりありません。

 ・Desktop Video Utility
  Video Output>Output Forrmat : 1080p 60

 ・アマレコTV
  ビデオキャプチャデバイス : Blackmagic WDM Capture
  フォーマット : w=1920, h=1080, fps=60.00, fcc=HDYC, bit=16
  録画設定>ビデオ圧縮 : UtVideo YUV422 BT.709 VCM UtVideo RGB VCM

 ・スクリーンショット
IntensityPro4K_DS.jpg



デレステのアップスケールとドットバイドットの違い

アップスケールでの1080p
mio_720p_to_1080p.jpg

ドットバイドットでの1080p
mio_dotbydot.jpg

だいぶ違うので高画質設定でフレームレートがきちんと出るスマホがいいです。

では。




 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。