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制作メモ16:『CHANGE!!!!』LIVE in 武道館 765PRO ALLSTARS アイドルマスター [自作動画解説]
ちょっと間が空いてしまいましたが書きます。
今まで15作書き続けていたため、これを書かないとどうしても次へ進めないので(笑)
通常版
高画質/修正版
あ、まだ下の高画質/修正版を観てない方いらっしゃいましたら是非!
まずは、観て下さった皆様、コメント・マイリス・宣伝を入れてくれた皆様、誠にありがとうございました!
このblogの本題の制作メモです。解説のようなものです。
『作ったMADの記録を残しておこう。きっと後で見ると恥ずかしい参考になるだろう』という主旨です。
格納します。
今回はネタ満載な気もしますが、早く次を作りたい病にもかかっているので、さらっと書きます。
■制作環境(赤字部分が今回変わったもの)
・Hardware:
- PhenomⅡX4 940Black Edition, 16GB DDR2, GeForce430GT, MonsterX-3
・Software(映像)
- Adobe Premiere Pro CS5, After Effects CS5, Photoshop CS5 Extended
・Software(音)
- Adobe Premiere Pro CS5
・Software(エンコード)
- つんでれんこ ver2.55
あーあ、ついにDDR2で16GB積んじゃった。馬鹿ですね。でもDDR3の倍の値段で済む程度の出物で4GBx4を達成しました(ちゃんと動くしDDR800のLatancy5-5-5-18、まともです)。16GBがマザーボードの限界なのでもうしません。
ただPremiere ProとAfter Effectsを同時起動して交互に作業するスタイルで作っているので(今後改める可能性あり)、AE側がメモリ不足でマルチプロセッサ処理をOFFにしてしまうことがなくなったのは大きいです。
■作った経緯
PS3体験版で READY!! を作らせて頂き、製品版で READY!! を作る手もあったのですが、そうすると同じ曲で3回目になるしシツコイですよねー。と思ってたところに CHANGE!!!! が来たのでさっそくコール入れをしてみたところ(←そもそもそこから始めるのがおかしい)楽しくなって来たのでこれはイケる!と思い勢いで作ることにしました。最初のクラップを観客にさせてみましたがいいですよね。新春ライブではみんなどうするんだろう?コール本屋さんどうします?
あとこの曲、TVでは1番のみですがCDで聴ける2番以降の歌詞がとても良くて、1番の歌詞の意味も再評価することになりました。大ヒットだったREADY!!よりいいんじゃないかな。フルで聴いたことのない方は是非CDを!
■全体的な演出について
考えていたことは以下の4つでした
・アイマス2でまともに動画を作ったことが無かったので、本気でアイマス2に取り組もう
・当然ALLSTARで!
・LIVE in 武道館シリーズはライフワーク(?)だったので、タイトルに「LIVE in 武道館」
と入れられるレベルのものを作って、LiveM@Sterタグをつけて貰えるような動画にしよう
・『READY!!』でやろうと思っていたアニメOP再現を、ここでやろう
結果として「ライブ動画なのにアニメOP再現」という摩訶不思議な動画になった訳です。
ちょうどアニメ13話の自分REST@RTにて、以前にも増して「お前らの愛がうるさい」というジャンルが確立しつつあったので、順風かなと思い少しだけうるさめにしちゃえと、ああなりました。
■個々の演出について
思いつくままに書きます。何かの参考になれば。
(1) ぎょPメソッド
いきなり訳分からないことを言い出しました。勝手に命名しました。
ALLSTAR動画をつくるにあたり、正直に全場面13人並べるのは非現実的ですしカメラワーク的にもあり得ないでしょう。
なので、いかにノーマルPVの切り貼りで全員居るっぽく見せるか、という手法を採った訳すが、その際にぎょPの「モー娘。シリーズ」で有名なALLSTAR動画群が大変参考になりました。
アイマス2では幸いクインテットまでありますから、カットをバシバシ切り替えて、その度にアイドル達を撮るカメラの位置/角度/Up-Longをコロコロ替えればそれっぽく見える訳です。
例:右側のメンバーを写したっぽいカメラの直後に
左側のメンバーを写したっぽいカメラに切り替える(曲もMegareからSmokyへ)
(2) 無人ステージ
とは言え、愛用している観客席視点や全員並べたい時、たとえソロシーンでも立ち位置を変更したいことも当然ある訳で、そうなるといつもの無人ステージ+抜きキャラということになります。
アイマス2の無人ステージを作りにくいのはご存知の通り(ソロ・デュオ・トリオ・クインテットでそれぞれLongカメラの位置が違うため合成で無人にできない)。
なので今回も動画での無人ステージはあっさり諦め、静止画無人ステージを何種類か用意して対処しました。基本、コピペを多用してフォトショでガリガリ描いていきます。
大事なのは「あらかじめスクリーンの中身をくりぬいておき、αつきで保存すること(.psd のままでいい)」。スクリーンに自作の映像を映す時これでだいぶ楽になります。
正面ロング(兼正面汎用):
クインテットが一番カメラを引いてくれるので仕方なし。
これを素材にして
これと
これを描き
ここや
ここや
ここなどで使っています(最後の使い方はいたるところで使ってます、いつものこと)
斜めアングル:
これを素材にして
これを作り
ここや
ここで使っています
実は無人ステージのタネは2種類の静止画しかありません。なんとかなるもんでしょ(笑)
(3) 抜き
・nukim@s-3:
PS3と相性が悪いのか、クインテットは苦手なのか(ステージが限られる)、
あんまり上手くいかず、ごく一部しかつかってません。
・ロトブラシ(※After Effects CS5以上):
9割り以上の抜きキャラはロトブラシでしこしこ抜いてます。ロトブラシ抜きのノウハウは
けるまPの記事がとても参考になりました。
ロトブラシにしたもう一つの理由は「各抜きカットは一瞬しか使わない(カットが凄い勢いで切り替わるため)」ので、ロト抜きでも何とかなるかなと。長回しを抜くにはやはりnukim@s-3のお世話になりますね。
(4) アニメOP再現の件
シンクロ:
アニメOPとは1フレームもずれずにカットの切り替えタイミングが合っていることがウケていますが、これ、要は「アニメを仮組み素材としてタイムラインに置いておいて、カット切り替えタイミングには全てマーカーをうち、その上に本チャン動画をくみ上げていった」というだけのことなのです。はっ、トレス疑惑が!w
サビのいわゆる「チェイン部」でさえも、キャラの出現タイミングは1フレたりともずれていません(ゆきまこを除く)。
(6) 観客とサイリウム:
サイリウムはAEで作って、動きはAEとPrの両方でつけています(その時々で楽な方で)。
・冒頭のサイリウムは以前AEで作った棒を、アンカーポイントを下にずらした回転で
振らせています。周期動作はエクスプレッションで角度を cos(time*M)*N にしている
だけです(M,Nは適当に)。
・観客席視点の観客はKAKU-Tail6に出品した「負けないで」の単品版を作る際に追加要素
として作った「覚醒美希にサイリウムを持たせたもの」を使いました。サイリウムと観客
の動きは新たに付け直しました。
(6) その他色々:
・比較動画をご覧になった方は観ての通り、非ダンス部でも登場キャラはなるべく合わせ
てあります。
・ほぼ全てPS3の画像ですが、きゅんパイアが欲しかったので1カットだけXBOX360です。
ここだけ衣装が微妙に違います。
・左右反転しているところが数箇所あります。意外と気になりません。というか髪型的に
気にならないキャラでやってます(伊織なんか一発でバレますもんね)。
・最後のやよいは逆再生です。最後のアップになったタイミングで笑顔が来るように。
あと、超Longから迫ってドアップで抜けることのできる素材なんてある訳ありませんで、
足(Long)と胴体(Middle)は全く別のダンスから取って無理矢理接合させています。
速いからバレません。
・サビの「チェイン」部、AEを使った3Dではありません
キャラのサイズ替え、紙吹雪の横殴り降りっぷり等、全て手動です。3Dにしてカメラを
動かした方が楽だったろうなぁ(←AE初心者)。
あれ、まだ何か書いたら面白そうなことが色々あるかもしれないけど、力尽きました。
■反省点
特に覚書ありませんでしたが、心に決めていたことが出来たかどうかというと
・リリースタイミング: 〇 死守できました。結果ラッキーが転がり込んで来ました。
・アイマス2素材で作る: ◎ 抜きまくるところまでやるつもりなかったのがいつの間にw
・LIVE in 武道館シリーズ存続: ◎ むしろ有名に?
そりゃあれだけウケてもらえたらもう1000点ぐらいあげたいです。
マジ反省点
・ケアレスミス(右端の処理、他にもあり)
こんなのが伸びちゃって穴掘って埋まりたいです。
高画質版にて修正しました。
■次回作
次ですよね。何となく予想つきますよね。自分もやる気まんまんなのですが。
でもまだ全然出来てません。最速で歳明け、でもその後半月出張に出てしまうので、それ逃すとボツにするレベルの旬の逃しっぷりになるのではないかと思うのでどうしたもんか。
頑張ります。
今まで15作書き続けていたため、これを書かないとどうしても次へ進めないので(笑)
通常版
高画質/修正版
あ、まだ下の高画質/修正版を観てない方いらっしゃいましたら是非!
まずは、観て下さった皆様、コメント・マイリス・宣伝を入れてくれた皆様、誠にありがとうございました!
このblogの本題の制作メモです。解説のようなものです。
『作ったMADの記録を残しておこう。きっと後で見ると
格納します。
今回はネタ満載な気もしますが、早く次を作りたい病にもかかっているので、さらっと書きます。
■制作環境(赤字部分が今回変わったもの)
・Hardware:
- PhenomⅡX4 940Black Edition, 16GB DDR2, GeForce430GT, MonsterX-3
・Software(映像)
- Adobe Premiere Pro CS5, After Effects CS5, Photoshop CS5 Extended
・Software(音)
- Adobe Premiere Pro CS5
・Software(エンコード)
- つんでれんこ ver2.55
あーあ、ついにDDR2で16GB積んじゃった。馬鹿ですね。でもDDR3の倍の値段で済む程度の出物で4GBx4を達成しました(ちゃんと動くしDDR800のLatancy5-5-5-18、まともです)。16GBがマザーボードの限界なのでもうしません。
ただPremiere ProとAfter Effectsを同時起動して交互に作業するスタイルで作っているので(今後改める可能性あり)、AE側がメモリ不足でマルチプロセッサ処理をOFFにしてしまうことがなくなったのは大きいです。
■作った経緯
PS3体験版で READY!! を作らせて頂き、製品版で READY!! を作る手もあったのですが、そうすると同じ曲で3回目になるしシツコイですよねー。と思ってたところに CHANGE!!!! が来たのでさっそくコール入れをしてみたところ(←そもそもそこから始めるのがおかしい)楽しくなって来たのでこれはイケる!と思い勢いで作ることにしました。最初のクラップを観客にさせてみましたがいいですよね。新春ライブではみんなどうするんだろう?コール本屋さんどうします?
あとこの曲、TVでは1番のみですがCDで聴ける2番以降の歌詞がとても良くて、1番の歌詞の意味も再評価することになりました。大ヒットだったREADY!!よりいいんじゃないかな。フルで聴いたことのない方は是非CDを!
■全体的な演出について
考えていたことは以下の4つでした
・アイマス2でまともに動画を作ったことが無かったので、本気でアイマス2に取り組もう
・当然ALLSTARで!
・LIVE in 武道館シリーズはライフワーク(?)だったので、タイトルに「LIVE in 武道館」
と入れられるレベルのものを作って、LiveM@Sterタグをつけて貰えるような動画にしよう
・『READY!!』でやろうと思っていたアニメOP再現を、ここでやろう
結果として「ライブ動画なのにアニメOP再現」という摩訶不思議な動画になった訳です。
ちょうどアニメ13話の自分REST@RTにて、以前にも増して「お前らの愛がうるさい」というジャンルが確立しつつあったので、順風かなと思い少しだけうるさめにしちゃえと、ああなりました。
■個々の演出について
思いつくままに書きます。何かの参考になれば。
(1) ぎょPメソッド
いきなり訳分からないことを言い出しました。勝手に命名しました。
ALLSTAR動画をつくるにあたり、正直に全場面13人並べるのは非現実的ですしカメラワーク的にもあり得ないでしょう。
なので、いかにノーマルPVの切り貼りで全員居るっぽく見せるか、という手法を採った訳すが、その際にぎょPの「モー娘。シリーズ」で有名なALLSTAR動画群が大変参考になりました。
アイマス2では幸いクインテットまでありますから、カットをバシバシ切り替えて、その度にアイドル達を撮るカメラの位置/角度/Up-Longをコロコロ替えればそれっぽく見える訳です。
例:右側のメンバーを写したっぽいカメラの直後に
左側のメンバーを写したっぽいカメラに切り替える(曲もMegareからSmokyへ)
(2) 無人ステージ
とは言え、愛用している観客席視点や全員並べたい時、たとえソロシーンでも立ち位置を変更したいことも当然ある訳で、そうなるといつもの無人ステージ+抜きキャラということになります。
アイマス2の無人ステージを作りにくいのはご存知の通り(ソロ・デュオ・トリオ・クインテットでそれぞれLongカメラの位置が違うため合成で無人にできない)。
なので今回も動画での無人ステージはあっさり諦め、静止画無人ステージを何種類か用意して対処しました。基本、コピペを多用してフォトショでガリガリ描いていきます。
大事なのは「あらかじめスクリーンの中身をくりぬいておき、αつきで保存すること(.psd のままでいい)」。スクリーンに自作の映像を映す時これでだいぶ楽になります。
正面ロング(兼正面汎用):
クインテットが一番カメラを引いてくれるので仕方なし。
これを素材にして
これと
これを描き
ここや
ここや
ここなどで使っています(最後の使い方はいたるところで使ってます、いつものこと)
斜めアングル:
これを素材にして
これを作り
ここや
ここで使っています
実は無人ステージのタネは2種類の静止画しかありません。なんとかなるもんでしょ(笑)
(3) 抜き
・nukim@s-3:
PS3と相性が悪いのか、クインテットは苦手なのか(ステージが限られる)、
あんまり上手くいかず、ごく一部しかつかってません。
・ロトブラシ(※After Effects CS5以上):
9割り以上の抜きキャラはロトブラシでしこしこ抜いてます。ロトブラシ抜きのノウハウは
けるまPの記事がとても参考になりました。
ロトブラシにしたもう一つの理由は「各抜きカットは一瞬しか使わない(カットが凄い勢いで切り替わるため)」ので、ロト抜きでも何とかなるかなと。長回しを抜くにはやはりnukim@s-3のお世話になりますね。
(4) アニメOP再現の件
シンクロ:
アニメOPとは1フレームもずれずにカットの切り替えタイミングが合っていることがウケていますが、これ、要は「アニメを仮組み素材としてタイムラインに置いておいて、カット切り替えタイミングには全てマーカーをうち、その上に本チャン動画をくみ上げていった」というだけのことなのです。
サビのいわゆる「チェイン部」でさえも、キャラの出現タイミングは1フレたりともずれていません(ゆきまこを除く)。
(6) 観客とサイリウム:
サイリウムはAEで作って、動きはAEとPrの両方でつけています(その時々で楽な方で)。
・冒頭のサイリウムは以前AEで作った棒を、アンカーポイントを下にずらした回転で
振らせています。周期動作はエクスプレッションで角度を cos(time*M)*N にしている
だけです(M,Nは適当に)。
・観客席視点の観客はKAKU-Tail6に出品した「負けないで」の単品版を作る際に追加要素
として作った「覚醒美希にサイリウムを持たせたもの」を使いました。サイリウムと観客
の動きは新たに付け直しました。
(6) その他色々:
・比較動画をご覧になった方は観ての通り、非ダンス部でも登場キャラはなるべく合わせ
てあります。
・ほぼ全てPS3の画像ですが、きゅんパイアが欲しかったので1カットだけXBOX360です。
ここだけ衣装が微妙に違います。
・左右反転しているところが数箇所あります。意外と気になりません。というか髪型的に
気にならないキャラでやってます(伊織なんか一発でバレますもんね)。
・最後のやよいは逆再生です。最後のアップになったタイミングで笑顔が来るように。
あと、超Longから迫ってドアップで抜けることのできる素材なんてある訳ありませんで、
足(Long)と胴体(Middle)は全く別のダンスから取って無理矢理接合させています。
速いからバレません。
・サビの「チェイン」部、AEを使った3Dではありません
キャラのサイズ替え、紙吹雪の横殴り降りっぷり等、全て手動です。3Dにしてカメラを
動かした方が楽だったろうなぁ(←AE初心者)。
あれ、まだ何か書いたら面白そうなことが色々あるかもしれないけど、力尽きました。
■反省点
特に覚書ありませんでしたが、心に決めていたことが出来たかどうかというと
・リリースタイミング: 〇 死守できました。結果ラッキーが転がり込んで来ました。
・アイマス2素材で作る: ◎ 抜きまくるところまでやるつもりなかったのがいつの間にw
・LIVE in 武道館シリーズ存続: ◎ むしろ有名に?
そりゃあれだけウケてもらえたらもう1000点ぐらいあげたいです。
マジ反省点
・ケアレスミス(右端の処理、他にもあり)
こんなのが伸びちゃって穴掘って埋まりたいです。
高画質版にて修正しました。
■次回作
次ですよね。何となく予想つきますよね。自分もやる気まんまんなのですが。
でもまだ全然出来てません。最速で歳明け、でもその後半月出張に出てしまうので、それ逃すとボツにするレベルの旬の逃しっぷりになるのではないかと思うのでどうしたもんか。
頑張ります。
2011-12-18 07:30
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