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制作メモ11:ノリノリ千早の 『KISSして』 LIVE in 武道館 アイドルマスター [自作動画解説]
覚え書きの意味を思いっきり誤用している気がする・・そもそもblogのタイトルがおかしい。
とりあえず記事のタイトルは無難なものにしますw
さて、事前に9/18の21:00にUPすると宣言したのを愚直に守ったら、数奇な運命を辿ることになった私の11作目。
まずは、観て下さった皆様、コメント・マイリス・宣伝を入れてくれた皆様、誠にありがとうございます!今回は特に物凄い額の宣伝入れていただき身に余る光栄です。
さて
このblogの本題の制作メモです。解説のようなものです。
『作ったMADの記録を残しておこう。きっと後で見ると恥ずかしい参考になるだろう』という主旨です。
今回は画像多いです。
格納します。
■制作環境
・Hardware: AMD PhenomⅡX4 940Black Edition, 4GB DDR2, GeForce7200GT,
MonsterX-i
・Software(映像)
- Adobe Premiere Elements 4, Photoshop Elements 6, nukim@s-2 ver2.0.110
Debugmode WAX 2.0
・Software(音)
- Adobe Premiere Elements 4
・Software(エンコード)
- つんでれんこ ver2.40
もうすっかり慣れてしまったので、今回も歓声・コール入れを含む音いじりをPremiere Elements 4でやっています。
■音プロジェクト晒し
一番下のトラックがラジオ音源(武道館風エコーと低音を増強)、
それ以外は歓声・拍手・コールです。
花火の爆発音だけは、映像と合わせるため、映像プロジェクトの方で入れています。
■映像プロジェクト晒し
プロジェクトを小分けてしまったので一覧できる絵がありません。
0:40~1:54までのプロジェクトを貼っておきます。
・track 1~12
・track 10~21
■選曲について
私のMADデビュー曲です。今回のものはリニューアル版になります。
使用曲は第91回 THE IDOL M@STER RADIO の歌姫楽園コーナーで今井麻美さんが歌った「KISSして」(KOH+)です(2007年12月の放送。古いw)。私がMADデビューすることになった曲です。
あまりにミンゴスが可愛く歌うので、これはきっと誰かが作るだろうと期待してたのですが、4月になっても一向に動画が上がらない。じゃあ作っちゃえ!とMADデビューしたのでした。(下に貼ったのはデビュー4日後にUPした修正番)
何らにエフェクトもない切り貼り動画でしたが、概ね好評だったようです。ただ、ランクインとかそういうものとはほど遠いものでした。
そんな中、一つ気になるコメがありました。
「丁寧な仕事で好きだなぁ もう少し華があれば・・」
・・・しょうがないじゃん、まだ派手な演出できないんだよ!ちくしょ~。
この一言が「いつか作り直してやる!!!」という思いを私に植え付けていて、今回、作り直すことになったのです。実は相当前から作ろう作ろうとは思っていたのでした。(実はもう1曲作り直したいのがありますがそれはまたいずれ)
今でも歌姫楽園の中で最も好きな曲の一つです。
■全体の構成について
毎度のLIVE in 武道館バージョンです。ミンゴスがノリノリかつ可愛さ特盛で歌っていたので、
1. ノリのいいダンス
2. 可愛い決めポーズ
3. ノリのいいライブ感演出
で行こう・・・といつも通りです。
■個々の演出について
<1. と 2. について>
デビュー作を見ていただくと分かるのですが、ダンスや魅せどころは既にデビュー作時点で自分なりに完成していたので、今回、ほとんど変えていません。手抜きじゃないですよw。変えたのは
・ダンスが繋がっていなかったところ(0:33~)
・歌詞とシンクロしたダンスに差し替えたところ(1:10, 1:22~)
・アピールを使いたくなかったので通常ダンスで組んだところ(1:45~, 2;06~)
ぐらいです。
もう少し。
元になるダンスでは「この場面はこの角度からのカメラが最高」というデータベースが私の脳内にありましてw、それはデビューから2年強経った今でも変わっていないため、代わり映えしないとか考えずにデビュー作と同じアングルで作っています。
いくつか挙げます。(個人的嗜好ですので皆さんお好みはあろうかと思いますが)
「私はアイドル」の「あなたもそこそこかも」の指をぐるぐる回してから指差すところ。向かって左斜め前のアングルがベスト。
「Here we go!!」の「瞳で絶対見つめたいから」の手を振り下ろすところ。向かって右斜めアングルがベスト。サムネにも使いました。目線がきていることが必須です。
「私はアイドル」の「生まれながらダイヤの」のいわゆる「にぎにぎ」しているところ。向かって左斜め前のアングルがベスト。
有名すぎる「Here we go!!」の「幸せ一杯、キュン」のいわゆる「ハイ、僕死んだよ」のところ。向かって左斜め前のアングルがベスト。
<3.について>
ライブ風演出の要素は、よく言えば今までの集大成、悪く言えば今までの使い回しのオンパレードです(^^;
かなり前作「pinkのfebruary」から引き継いでます。前作の解説はこちら。
一応飽きられないよう、花火+超ロングアングル+サイリウム+スクリーン映像自作 のように組み合わせて使ってます。
歓声やコールの音源はL4Uのものやネット上の無料素材を加工(主に、人数増やしのために山ほど重ねることと、リバーブをかけること)したものです。
■技術的な何か
私の場合、拙い技術かつPremiere Elementsでしか役に立たない技術ばかりで恐縮ですが、何となく残りP生命も短いような気がしてきたので、遺す的な意味合いも含めて思いつくままに書きます。
<無人ステージ>
今回もイントロとアウトロ(ちゅっちゅっちゅるる・・・の部分)以外は全て抜きキャラ+無人ステージで作っています。
無人ステージは殆どが今まで使ったものです。
ノーマルとロングはソロとデュオの動画を切り貼りして作りました。
超スーパーロングは、Photoshop Elementsで描いたものです(「pinkのfebruary」で作ったものの流用です)。
なお、市松模様部分はα抜きしてある部分です。
・ノーマル
・ロング (new)
・超スーパーロング1
・超スーパーロング2
何故無人ステージ+抜きキャラで作るのかというと
1. 超スーパーロングアングルを使いたいため
2. ステージの色調やスクリーンを自由に調整したいため
3. ダンスの継ぎ目を目立たせないため
1. 2. は当たり前として、3. は何が言いたいかというと・・画像を張ります。
デビュー作
・ダンスの継ぎ目の直前
・直後
新作
・ダンスの継ぎ目の直前
・直後(アングルも変えて誤魔化してます)
ダンスの継ぎ目で背景の色調やスクリーンの映像ががらっと変わってしまうと、ダンスを繋いだことがバレバレです。いかに違和感をなくすか・・・というところにこだわってます。
<スクリーン合成ノウハウ>
0:27~1:54 の背面スクリーンは全て合成です。(うん、面倒でした)
作り方ですが、PE使いにしか役に立たないかもしれませんが、こんな風にやっています。
画像多いですがその方がわかりやすいかと。
下のレイヤーから順番に並べていきます。
前述の無人ステージ(スクリーン部分はα抜き済み)をフル活用します。
↑ここで一旦1280 x 720 で書き出し
↑レンズフレアや照明効果はここで入れる(α抜けしている部分にはエフェクトがかからないため)
↑この例ではスクリーンは別撮りです(スクリーン内はUpアングル、ステージはMidアングル)。
↑ここでまた1280 x 720 で書き出し
⇒拡大・縮小・カメラぐりぐり
⇒最後に 640 x 360 で書き出して出来上がり
あとコツをいくつか
・スクリーン内は明るさを+に、彩度をーに補正
・アップアングル時の背景とスクリーンはぼかす
・スクリーン内のキャラは1フレーム遅らせる。
スクリーン内のスクリーン内のキャラは2フレーム遅らせる。以下同様。
<花火>
Debugmode WAX 2.0 というフリーソフトでパーティクル(粒子)を作り、それをPE上でBry-Fulさん作のF's Starというプラグインを使ってキラキラ光らせています。花火の色は後から色相変更でどうにでもなりますので、今回は「arcadia」を作った時の花火を色相変更して流用しています。
長いですが、WAX 2.0のパラメータを画像で貼り付けます。ご参考までに。
・花火1
・花火2
・煙
<逆光表現>
Bry-Fulさん作のフリーのプラグイン、F's Edgeblurを使っています。フチをぼかしつつ削り取る効果があります。これを利用して・・・面倒なので絵を貼ります。
下のレイヤーから順に貼ります。
↑背景とスクリーン内の映像の作り方は前述なので省略
↑明るいキャラを置いて・・・
↑EdgeBlurをかけた暗いキャラを置いて・・・
で、これだとフチが全周光ってしまうため、光ってほしくないところは、この上にEdgeBlurをかけない暗いキャラをかぶせます。
光ってほしい部分と光って欲しくない部分はガベージマットを使って切り分けます(今回は8点ガベージマットでなんとか足りました)。※動きに合わせてキーフレームを打って動かします。
<口描き>
今回もいくつかの場面で口を描きました。
口を閉じているべきところで閉じさせるのは簡単なのですが(歌を歌わせないPV素材を撮って差し替えればいい)、明らかに歌っているのに口を閉じていると違和感が出るので、そういうところだけ口を描いています。口の絵(*.psd にして口以外はαで抜いておく)をPE上で拡大/縮小/位置合わせします。工数に余裕があれば長い音なのにに口をパクパクしているところも直したいですが今回は・・・省略。
イントロは書いてるのバレバレですが、あとはどこで描いてるか探してみましょう~
<光の点滅の表現>
「pinkのfebruary」と同様、ステージ全体の点滅はPEの「照明効果」、背後の強い光は「レンズフレア」を使っています。今回は目に優しいように少し点滅を控えめにしましたw
<サイリウム>
・冒頭のサイリウムはモリモリソザイのものからいいところだけ切り貼りして8個ぐらい(だったかな)並べてます。
・中間の「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ」のサイリウムは自作+味付けで少し実写を混ぜてあります(「pinkのfebruary」のものを丸々流用してます^^)。自作については「pinkのfebruary」の解説を見て下さい。
・最後のサイリウムはモリモリソザイです(これも「pinkのfebruary」の丸々流用です)。
■反省会
制作当初の目標についておさらいします。
・お盆頃にはUPする ⇒ XXX 1ヶ月以上遅れた上に魔の9/18日に完成とかないわー
・ノリノリのライブにする ⇒ 〇 千早の可愛さに助けられてますが概ねOKでしょうか
・週マスランクイン ⇒ 〇 目標達成!
相変わらず、遅いことが問題ですね(そして改善しない)。
---------------------------------------------------------------------
(訂正)先ほど修正するまでbry-fulさんの名前をbly-fulと誤記しておりました。訂正してお詫びいたします。
---------------------------------------------------------------------
やたらと長くなってしまいました。
画像ばかりですいません。
基本的に自分用のメモ書きですが、少しでも参考になれば・・と思います。
いざ自分で書いてみると、どれも基本的なことばかりでびっくり技術は無いことに気づきますorz
まぁいいや。
質問などあったらコメントかtwitterで呼び出して下さいw
ではー。
とりあえず記事のタイトルは無難なものにしますw
さて、事前に9/18の21:00にUPすると宣言したのを愚直に守ったら、数奇な運命を辿ることになった私の11作目。
まずは、観て下さった皆様、コメント・マイリス・宣伝を入れてくれた皆様、誠にありがとうございます!今回は特に物凄い額の宣伝入れていただき身に余る光栄です。
さて
このblogの本題の制作メモです。解説のようなものです。
『作ったMADの記録を残しておこう。きっと後で見ると
今回は画像多いです。
格納します。
■制作環境
・Hardware: AMD PhenomⅡX4 940Black Edition, 4GB DDR2, GeForce7200GT,
MonsterX-i
・Software(映像)
- Adobe Premiere Elements 4, Photoshop Elements 6, nukim@s-2 ver2.0.110
Debugmode WAX 2.0
・Software(音)
- Adobe Premiere Elements 4
・Software(エンコード)
- つんでれんこ ver2.40
もうすっかり慣れてしまったので、今回も歓声・コール入れを含む音いじりをPremiere Elements 4でやっています。
■音プロジェクト晒し
一番下のトラックがラジオ音源(武道館風エコーと低音を増強)、
それ以外は歓声・拍手・コールです。
花火の爆発音だけは、映像と合わせるため、映像プロジェクトの方で入れています。
■映像プロジェクト晒し
プロジェクトを小分けてしまったので一覧できる絵がありません。
0:40~1:54までのプロジェクトを貼っておきます。
・track 1~12
・track 10~21
■選曲について
私のMADデビュー曲です。今回のものはリニューアル版になります。
使用曲は第91回 THE IDOL M@STER RADIO の歌姫楽園コーナーで今井麻美さんが歌った「KISSして」(KOH+)です(2007年12月の放送。古いw)。私がMADデビューすることになった曲です。
あまりにミンゴスが可愛く歌うので、これはきっと誰かが作るだろうと期待してたのですが、4月になっても一向に動画が上がらない。じゃあ作っちゃえ!とMADデビューしたのでした。(下に貼ったのはデビュー4日後にUPした修正番)
何らにエフェクトもない切り貼り動画でしたが、概ね好評だったようです。ただ、ランクインとかそういうものとはほど遠いものでした。
そんな中、一つ気になるコメがありました。
「丁寧な仕事で好きだなぁ もう少し華があれば・・」
・・・しょうがないじゃん、まだ派手な演出できないんだよ!ちくしょ~。
この一言が「いつか作り直してやる!!!」という思いを私に植え付けていて、今回、作り直すことになったのです。実は相当前から作ろう作ろうとは思っていたのでした。(実はもう1曲作り直したいのがありますがそれはまたいずれ)
今でも歌姫楽園の中で最も好きな曲の一つです。
■全体の構成について
毎度のLIVE in 武道館バージョンです。ミンゴスがノリノリかつ可愛さ特盛で歌っていたので、
1. ノリのいいダンス
2. 可愛い決めポーズ
3. ノリのいいライブ感演出
で行こう・・・といつも通りです。
■個々の演出について
<1. と 2. について>
デビュー作を見ていただくと分かるのですが、ダンスや魅せどころは既にデビュー作時点で自分なりに完成していたので、今回、ほとんど変えていません。手抜きじゃないですよw。変えたのは
・ダンスが繋がっていなかったところ(0:33~)
・歌詞とシンクロしたダンスに差し替えたところ(1:10, 1:22~)
・アピールを使いたくなかったので通常ダンスで組んだところ(1:45~, 2;06~)
ぐらいです。
もう少し。
元になるダンスでは「この場面はこの角度からのカメラが最高」というデータベースが私の脳内にありましてw、それはデビューから2年強経った今でも変わっていないため、代わり映えしないとか考えずにデビュー作と同じアングルで作っています。
いくつか挙げます。(個人的嗜好ですので皆さんお好みはあろうかと思いますが)
「私はアイドル」の「あなたもそこそこかも」の指をぐるぐる回してから指差すところ。向かって左斜め前のアングルがベスト。
「Here we go!!」の「瞳で絶対見つめたいから」の手を振り下ろすところ。向かって右斜めアングルがベスト。サムネにも使いました。目線がきていることが必須です。
「私はアイドル」の「生まれながらダイヤの」のいわゆる「にぎにぎ」しているところ。向かって左斜め前のアングルがベスト。
有名すぎる「Here we go!!」の「幸せ一杯、キュン」のいわゆる「ハイ、僕死んだよ」のところ。向かって左斜め前のアングルがベスト。
<3.について>
ライブ風演出の要素は、よく言えば今までの集大成、悪く言えば今までの使い回しのオンパレードです(^^;
かなり前作「pinkのfebruary」から引き継いでます。前作の解説はこちら。
一応飽きられないよう、花火+超ロングアングル+サイリウム+スクリーン映像自作 のように組み合わせて使ってます。
歓声やコールの音源はL4Uのものやネット上の無料素材を加工(主に、人数増やしのために山ほど重ねることと、リバーブをかけること)したものです。
■技術的な何か
私の場合、拙い技術かつPremiere Elementsでしか役に立たない技術ばかりで恐縮ですが、何となく残りP生命も短いような気がしてきたので、遺す的な意味合いも含めて思いつくままに書きます。
<無人ステージ>
今回もイントロとアウトロ(ちゅっちゅっちゅるる・・・の部分)以外は全て抜きキャラ+無人ステージで作っています。
無人ステージは殆どが今まで使ったものです。
ノーマルとロングはソロとデュオの動画を切り貼りして作りました。
超スーパーロングは、Photoshop Elementsで描いたものです(「pinkのfebruary」で作ったものの流用です)。
なお、市松模様部分はα抜きしてある部分です。
・ノーマル
・ロング (new)
・超スーパーロング1
・超スーパーロング2
何故無人ステージ+抜きキャラで作るのかというと
1. 超スーパーロングアングルを使いたいため
2. ステージの色調やスクリーンを自由に調整したいため
3. ダンスの継ぎ目を目立たせないため
1. 2. は当たり前として、3. は何が言いたいかというと・・画像を張ります。
デビュー作
・ダンスの継ぎ目の直前
・直後
新作
・ダンスの継ぎ目の直前
・直後(アングルも変えて誤魔化してます)
ダンスの継ぎ目で背景の色調やスクリーンの映像ががらっと変わってしまうと、ダンスを繋いだことがバレバレです。いかに違和感をなくすか・・・というところにこだわってます。
<スクリーン合成ノウハウ>
0:27~1:54 の背面スクリーンは全て合成です。(うん、面倒でした)
作り方ですが、PE使いにしか役に立たないかもしれませんが、こんな風にやっています。
画像多いですがその方がわかりやすいかと。
下のレイヤーから順番に並べていきます。
前述の無人ステージ(スクリーン部分はα抜き済み)をフル活用します。
↑ここで一旦1280 x 720 で書き出し
↑レンズフレアや照明効果はここで入れる(α抜けしている部分にはエフェクトがかからないため)
↑この例ではスクリーンは別撮りです(スクリーン内はUpアングル、ステージはMidアングル)。
↑ここでまた1280 x 720 で書き出し
⇒拡大・縮小・カメラぐりぐり
⇒最後に 640 x 360 で書き出して出来上がり
あとコツをいくつか
・スクリーン内は明るさを+に、彩度をーに補正
・アップアングル時の背景とスクリーンはぼかす
・スクリーン内のキャラは1フレーム遅らせる。
スクリーン内のスクリーン内のキャラは2フレーム遅らせる。以下同様。
<花火>
Debugmode WAX 2.0 というフリーソフトでパーティクル(粒子)を作り、それをPE上でBry-Fulさん作のF's Starというプラグインを使ってキラキラ光らせています。花火の色は後から色相変更でどうにでもなりますので、今回は「arcadia」を作った時の花火を色相変更して流用しています。
長いですが、WAX 2.0のパラメータを画像で貼り付けます。ご参考までに。
・花火1
・花火2
・煙
<逆光表現>
Bry-Fulさん作のフリーのプラグイン、F's Edgeblurを使っています。フチをぼかしつつ削り取る効果があります。これを利用して・・・面倒なので絵を貼ります。
下のレイヤーから順に貼ります。
↑背景とスクリーン内の映像の作り方は前述なので省略
↑明るいキャラを置いて・・・
↑EdgeBlurをかけた暗いキャラを置いて・・・
で、これだとフチが全周光ってしまうため、光ってほしくないところは、この上にEdgeBlurをかけない暗いキャラをかぶせます。
光ってほしい部分と光って欲しくない部分はガベージマットを使って切り分けます(今回は8点ガベージマットでなんとか足りました)。※動きに合わせてキーフレームを打って動かします。
<口描き>
今回もいくつかの場面で口を描きました。
口を閉じているべきところで閉じさせるのは簡単なのですが(歌を歌わせないPV素材を撮って差し替えればいい)、明らかに歌っているのに口を閉じていると違和感が出るので、そういうところだけ口を描いています。口の絵(*.psd にして口以外はαで抜いておく)をPE上で拡大/縮小/位置合わせします。工数に余裕があれば長い音なのにに口をパクパクしているところも直したいですが今回は・・・省略。
イントロは書いてるのバレバレですが、あとはどこで描いてるか探してみましょう~
<光の点滅の表現>
「pinkのfebruary」と同様、ステージ全体の点滅はPEの「照明効果」、背後の強い光は「レンズフレア」を使っています。今回は目に優しいように少し点滅を控えめにしましたw
<サイリウム>
・冒頭のサイリウムはモリモリソザイのものからいいところだけ切り貼りして8個ぐらい(だったかな)並べてます。
・中間の「ハイ、ハイ、ハイ、ハイ」のサイリウムは自作+味付けで少し実写を混ぜてあります(「pinkのfebruary」のものを丸々流用してます^^)。自作については「pinkのfebruary」の解説を見て下さい。
・最後のサイリウムはモリモリソザイです(これも「pinkのfebruary」の丸々流用です)。
■反省会
制作当初の目標についておさらいします。
・お盆頃にはUPする ⇒ XXX 1ヶ月以上遅れた上に魔の9/18日に完成とかないわー
・ノリノリのライブにする ⇒ 〇 千早の可愛さに助けられてますが概ねOKでしょうか
・週マスランクイン ⇒ 〇 目標達成!
相変わらず、遅いことが問題ですね(そして改善しない)。
---------------------------------------------------------------------
(訂正)先ほど修正するまでbry-fulさんの名前をbly-fulと誤記しておりました。訂正してお詫びいたします。
---------------------------------------------------------------------
やたらと長くなってしまいました。
画像ばかりですいません。
基本的に自分用のメモ書きですが、少しでも参考になれば・・と思います。
いざ自分で書いてみると、どれも基本的なことばかりでびっくり技術は無いことに気づきますorz
まぁいいや。
質問などあったらコメントかtwitterで呼び出して下さいw
ではー。
2010-09-26 21:43
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コメント(2)
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更新お疲れ様でした!
すっごい参考になりますよ!
PE使いの自分にとっては本当にありがたい解説ですし、自分の中ではビックリ技術のオンパレードです!w
自分の作品でも亜美真美同時ステージのためにガベージマットを使ったんですが、動かし方がよくわからず、フッテージを切りまくってごまかしましたw
照明効果はまだ使ったことがないので、今度挑戦してみます。
何か詰まるたびに勉強に来ますので、よろしくお願いします~。
by mizuchiP (2010-09-26 22:57)
いらっしゃいませー。
適当に書きなぐりましたが、何かの役に立てば幸いです。
照明効果は結構クセがあるけど、使いこなせればいい武器になります。
こちらこそ、よろしくお願い致します。
by kemaribu (2010-09-27 00:15)